2008-12-04

デザイナーとクリエイター

世の中に2種類の人間がいたとすれば…

クリエイター
誰から頼まれるわけでもなく、その想像力あるいは創造力で人を幸せに出来る。
これまでにない新たな価値を生み出すことが出来る。

デザイナー
人から頼まれることで初めて、その想像力あるいは創造力を用い人を幸せに出来る
「なんとなく」思っていたことを表面化させる、つまり誰にでもわかる言葉に再変換する。



半ばこじ付けではあるが、自分で定義付けるとこんな感じに分類出来る。

自分はどちらかと言うと、デザイナー気質。
人から頼まれると、いくらでも手伝いたくなる。
求められている・言われたこと以上で返したいと思う。
もちろん、興味あるないはあるので、いつもどんなときもとは言わないが。
「作品を通じて」自分を知ってもらうよりも、「自分の言葉」で説明して自分を知ってもらいたい。


こんなことを思ったのも、自分でポスターなどのデザインを作り始めたから。
もちろん、人から仕事を引き受けたのが始まりだけど。
まだまだ与えられた仕事に対して十二分の結果で応える実力がない。

どうしても自分に持ってないものを持っているという点で、クリエイターである人たちを羨ましいとは思う。かと言って、自分がそうでないことを決して悔やむことはない。
悔やんでもしょうがない、まったく意味のないことだから。



とりあえずは場数を踏んで、同時に理論も身に付けて行く。
いつか、説明文なしに「良いね」って言ってもらえるでしょう。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

せやなー。自分は前者でありたいかな。
需要が発生してからでは間に合わないことの方が多いから。
予測できる需要に対してあらかじめ供給を確保しておく。
というスタンスで。

常になんらかのインセンティブを持ち続ける人でありたい。

akira_enomoto さんのコメント...

オレは完全に後者だな。ほくろとか優みたいに常日頃から絵を描いたりしてる人たちはここで言うクリエイターに近いだろうけど、オレは人から頼まれたり、あるテーマみたいなきっかけがないと動き出せないな。
ここで言うクリエイターは、個人に端を発して、デザイナーは他者とか社会に端を発するんだろうな、原研哉っぽくに言えば。

Nishimaki Naosuke さんのコメント...

>yoshi
需要が発生してからじゃ間に合わないとは、言うけれど、自分が好きにしたところでお金にはならないと思うんだよね。
もちろん、準備しておくことは大切なんだろうけど。

>moja
完全に後者ですか?!
少しだけ以外ですね~。
確かに、彼女たちに関しては凄いなって思います。

僕も、人から頼まれないと思いつかないってかまったくイメージ出来ないんですよ。
原研哉の『デザインのデザイン』まだ読めてないですけど、その通りだと思います。

濱田さんの日記にあったので行けば、サンプリング・エディティングに関してはそんじゃそこらの学生・社会人には」負けてないと思います。
アウトプットに関しては、プレゼンとか含めてフォーマルな場で、まだ実力を発揮し切れない気がする。

これからですね!