2008-11-14

世界経済

ウォルマート、8-10月期は9.8%増益・業績予想は控えめ
日経ネットより

アメリカの小売大手チェーンのウォルマートは、リーマンなどの経営破綻を始めとする世界経済の冷え込みの中で、今期(8-10月)増収増益で終えることを発表。
家計での消費が冷え込む中、生活用品などの値下げをグループ全体で行ったことが、消費を控える一般庶民の心をつかんだようだ。
景気が落ち込むと、どうしても高級志向な店やブランドは、売り上げが落ち込みます。
いまならスタバなんかは、客が入らず大変なようで…
別府という田舎町で過ごす僕が、普段の生活でそれを感じることはあまりない。

しかし、隣に住む韓国の学生は寮費や学費を払うのが大変だと言っている。
円高に伴うウォン安から、韓国への観光客がかなり伸びているという。
もちろん円高から来るお得感がそうさせているに違いない。
海外に行ってまで、エステだ、キムチだ、ブランドのバッグだってお金落としてくるより、近所の中華料理屋でもすし屋でも、もちろん家で鍋とかで良いから、家族で美味しいご飯食べて欲しい。

いまがお得だよ!と言って海外に行くのではなく、もっと身近に国内で消費してくれたほうが良いはずなのにな。
「安いから買う」っていうお金の使い方って、全体としては無駄遣いが増えている。
自分でも意識して、そうならないようにはしている。なかなか難しいが…
お金=貨幣ってのは、結局みんなが価値ある思い込むから価値が生まれているだけ。
いまの円高も、日本が評価されていると言うよりも、周りのダメージが目立ちすぎて、日本が強いように見えているだけ。
決して、日本経済が安定して成長しているとこからくる円高ではない。



日本政府は定額給付金とか言って、2兆円近くを国民に還元するとか言っている。
個人的には、もちろん手元にお金が増えるわけだから嬉しくないはずがない。
でも、そこにかかるコストや現場の人間の手間を考えたら「ムダ」が多すぎる。
フィリピンからの留学生が「フィリピンでも同じことしたけど、うまく行かなかった」と言っていた。
国から給付とは言うものの、元をたどれば自分たちが払った税金である。
麻生さん、もう少しまじめに考えてよー

他にも、外貨準備高から10兆円をIMFに融資する用意がある。
外貨での運用が上手くいっていて余裕がある訳ではない。
前月比だと1.76兆円の減少である。(1ドル=96.94円で計算)
もちろん、日本経済が世界をリードする!ってアピールではあるんだろうけど…
ただ「お金出してあげるよ。」って言うのだけは止めて欲しい。
それは決して、10年前の経験を生かして世界経済でリーダーシップを取っていくことではないから。
個人的には、明日からの金融サミットの席で、EUが主張してくるであろう金融市場などを厳しく監視・管理しよう!とする方向にはキッパリと断りを入れて欲しい。
市場万能主義が行き過ぎた結果が、いまの世界的不況の発端であるかも知れないが、基本的に管理されたなかで成長していくことはないと思う。
特に日本は、まだまだEUよりもアメリカに頼っている経済だから。
アメリカ経済が良くならないことには、日本も良くなりきれない。


ウォルマートの話から、かなり話が広がってしまった。
ただベロッと広げた話だけど、自分でも知識が不足しているところがすごくある。
海外からの留学生多いいまの環境で、彼らから学べることはとても多い。

<参考サイト>
外貨準備 (Wikipedia)
外貨準備等の状況 (財務省HP)
特集 広がる金融危機 (日経ネット)

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